観察する

長い試料作製の行程が完了しいよいよ切片を電子顕微鏡にセットします。
このときホコリや手の脂などが混入しないように注意が必要です。
試料ホルダーに切片をセットします。


この試料ホルダーには一度に2枚までセットできます。
電子顕微鏡の中央部に試料ホルダーを差し込みます。

電子顕微鏡の内部は高真空なので
試料室は二重扉になっています。

                              


部屋の電気を消し、フィラメントの電流を上げていきます。
透過型電子顕微鏡は蛍光塗料を塗った板の上に
電子線を映し出して観察しますので、
このように蛍光色になります。

淡い発光なので部屋の電気を消して観察しています。
撮影はCCDカメラによるデジタル撮影、
またはモノクロフィルムで撮影します。
蛍光板の下にカメラが設置されていて、
シャッターを押すと蛍光板が跳ね上がり
カメラに露光されます。



撮影した画像はこのようなモノクロ画像です。
細胞内部の細かい部分まで詳細に見えるのが
透過型電子顕微鏡の特徴です。

この細かさを再現するには、
デジタル化が進んだ現在においてもフィルムの方が適しています。