電子顕微鏡は何でも観察できるか

電子顕微鏡の原理」のページで解説したように
透過型電子顕微鏡は非常に高性能な顕微鏡です。

ですが気軽には使用できない大きな欠点が2つあります。


■電子線の透過能力は極めて低いので、厚さ0.1μm程度のものしか観察できない。

■鏡体内部が真空なので、液体を含むサンプルを観察できない。


ではなぜ細胞のように水を含み数μmの厚みのあるものが観察できるのでしょうか。
それはこの二つの条件を満たすように加工しているからです。

その行程を「試料作製」といいます。
このページでは試料作製の過程を解説していきます。